先週「つん読」していた本を読み終わったので、昨日は新しい書籍を購入しに大阪のジュンク堂へ。
数冊を補充し、昨日は
思考の整理学 外山滋比古著 ちくま文庫
を読了。東大・京大で5年間販売冊数第1位という帯に惹かれました。
しまった、これはもっと早く読んでおくべきだった。
そして大学生の皆さん、特にこれから卒論を書くことになる皆さん、是非読んでください。
この本には、卒論を書くとはどういうことか、卒論を書くためにどうすべきかの示唆がふんだんにちりばめられています。
以下わたしの心に止まったことを箇条書きにて
1 グライダーにエンジンを持たせる教育とは?
2 快活な頭の状態を意識的に作る(忘却することの大事さを含む)
3 1つのアイディアにとらわれすぎないこと
4 整理する、寝かせる、書く、話す
5 創造の芽を育てる
2-4は近年その重要性を痛感しており、自分なりに気をつけていたけれど、1と5は未だ難しく。
わたしの場合、4の「整理」のためのアイディアメモにはWunderlistを利用しており、「寝かせる・書く」のためには研究用雑記ノートと研究テーマ(プロジェクト)に特化したノートを作成、結果のまとめはLaTeXか場合によってはWordで、「話す」は近くに研究の話ができる方が少ないため(ぐすん)メールとEvernoteで行うことが多いです。
ノートに書くことが未だに好きなのは、「考える」「寝かせる」が一緒にできるからなのではないかと思う次第。
そういう理由から、わたしは講義中に板書を撮影することは不可としています。
何が大事か考えながら、自分なりにまとめてメモをすることのほうが重要ですよ。
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